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お客様事例:Nordstromはどのようにマーケットプレイス・モデルを活用し、マーチャンダイジング戦略を変革しているのか?

Brianna Conley - 2024年5月16日
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小売業界においてeコマースの成長が常に最重要視される中、アメリカを代表する百貨店ブランドであるNordstromは、店舗とオンラインの両方でシームレスな顧客体験を提供することに全面的に投資しています。同社は最近、顧客の期待に応え、より幅広い厳選された商品を提供するため、Mirakl Marketplace Platformを活用した初のマーケットプレイスを立ち上げました。


Nordstromがマーケットプレイスを立ち上げた理由


Nordstromはデジタルの成長に投資を続けており、昨年の総売上142億2000万ドルの36%をデジタルが占めました。デジタル&カスタマーエクスペリエンス担当プレジデント、ミゲル・アルメイダ氏によると、マーケットプレイスモデルを採用する決断は、顧客体験に根ざしたものでした。「私たちは常に、店舗でもデジタルプラットフォームでも、お客様に発見のあるお買い物をしていただきたいと考えています。私たちはお客様を知り、デジタルプラットフォーム上でお客様が定期的に探している商品を把握しています。」

さらに、アルメイダ氏は、マーケットプレイスモデルがNordstromの品揃えを強化し、サイズの多様性を促進し、より幅広いシーンに対応する新しいブランドを提供し、若年層の顧客にアピールする品揃えを加速させるのに役立つと述べています。

 

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画像引用:Nordstrom.com ウェブサイトより)


マーケットプレイスモデルがマーチャンダイジングチームをどのようにサポートするか


マーケットプレイスモデルにより、Nordstromのマーチャンダイザーは、より売れる可能性の高い商品を優先し、一貫したカスタマー・エクスペリエンスを生み出すことができます。「私たちには無限の資金があるわけではありません。加盟店は、私たちのビジネスの経済性を成り立たせるために、販売するブランドの幅と深さについて非常に厳しい選択をしなければなりません。マーケットプレイスのおかげで、そうした経済的な問題から解放されるのです」とアルメイダ氏は言います。

マーチャンダイザーは、サードパーティのセラーを取り込み、商品の品揃えを拡大する機能によって、新たなトレンドや需要の高いアイテムを特定し、商品の選択、価格戦略、在庫の割り当てについて最適な決定を下すためにインサイトを活用することができます。これにより、変化する市場力学に迅速に対応し、収益成長を促進し、カスタマー・エクスペリエンスを改善し続けるための足がかりを得ることができます。「このアイデアは、お客様が気に入ると思われる関連商品やブランドを機敏に見せることです」とアルメイダ氏は言います。「その牽引力を確認するとすぐに、マーチャンダイジング・チームは、何を購入し、店頭に並べたいかを知らされます。もちろん、これはいくつかのブランドが私たちの店舗に登場するための方法です」。

マーケットプレイスモデルは、カニバリゼーションの懸念も軽減します。Nordstromは、マーケットプレイスを利用して主要カテゴリーの品揃えを充実させ、高級ファッションやアクセサリーの小売業者としての地位を確保しています。「必ずしもカテゴリー拡大戦略ではありません。むしろ、今あるカテゴリーをさらに拡大し、そのカテゴリーでより良いサービスを顧客に提供することです」とアルメイダ氏は言います。

ボストンコンサルティンググループの最近のレポートによると、マーケットプレイスは、小売業のイノベーションリーダーにとって最優先事項の一つです。Nordstromのチームは、スタイリングやお直しサービスを含む戦略全体にマーケットプレイスを統合しています。「マーケットプレイスと店舗の間には、非常に意図的なつながりがあります。スタイリストはスタイルボードにアクセスすることができ、店舗にある商品よりも幅広い品揃えでスタイリングのコンサルティングを補完することができます。マーケットプレイスで購入した商品のお直しも可能です。サービスも統合されています」とアルメイダ氏は述べます。

Nordstrom.comは、新たな戦略的成長時代に突入しています。比類のないカスタマーサービスと、厳選された高品質の商品セレクションへのコミットメントを通じて、顧客から信頼されるブランドとしての地位を確立しました。マーケットプレイスモデルを通じて、Nordstromは、追加ブランドと戦略的に提携することで、より幅広い選択肢を顧客に提供することができます。「Nordstrom.comは当社最大の旗艦店であり、新規のお客様にも既存のお客様にも、より多くの場面でより多くの選択肢を提供する機会を与えてくれます。私たちの目標は、何でも屋になることではなく、お客様が求めているカテゴリーにおいて、市場で最も人気のあるブランドから、より幅広く、より深く、より新しいものを提供することです」とアルメイダ氏は言います。

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Brianna Conley Headshot
Brianna Conley,
コンテンツ・マーケティング・マネージャー

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