もし、旅行や家族と外食に行けなかったら、あなたはどうしますか? Covid-19の流行は、それを考えるきっかけとなりました。娯楽がなくなり、家に閉じこもるようになった消費者は、その代わりに住環境の改善のために支出するようになったのです。
しかし、世界中で消費者の生活が正常に戻りつつありますが、DIYブームが単なる一過性のものではないことがわかってきました。2021年に2,406億ドル(約35兆円)だったDIY市場は、2031年には3,721億ドル(約54兆円)に成長すると予想されています。自宅を自分流にアレンジしようとする消費者は、最新のトレンドや自分の好みに沿ったインテリアを常に探し求めています。そのため、小売事業者は、このような消費者ニーズの高まりや進化に対応するため、より多くの選択肢と品揃えを提供する必要に迫られています。
また、DIYは、光熱費を下げるための断熱材の交換や、エネルギー効率を高めるためのスマートホーム機器の設置など、より環境に配慮した住まいづくりやコスト削減を可能にします。生活コストの上昇に直面している消費者は、支出を抑え、より高い費用対効果を求めるようになっています。実際、Miraklが最近実施した消費者調査「デジタルファースト経済における消費者の嗜好 (opens in a new tab)」によると、調査回答者の89%が、インフレによって買い物の際により高い価値を求めるようになったと答えています。DIYや住宅関連の小売事業者は、幅広い種類の製品を競争力のある価格で提供することで、需要に応えようと懸命に努力しています。
DIYや雑貨の分野で働く小売事業者と販売事業者は、マーケットプレイスの運営、販売、またはその両方を行うなど、プラットフォームモデルのお陰で、様々な成長モデルを検討することが可能です。ここでは、そのプラットフォームのパイオニア(先駆者)と、販売事業者をご紹介します。
ホームセンターにおけるオンラインマーケットプレイスの機会
世界中の消費者が自宅やマンションの改修に投資する中、小売事業者にとっては、市場シェアを獲得すること、つまり、顧客が他の業者よりも自社を選ぶような品揃え、利便性、価値を提供することが課題です。
マーケットプレイスは、その解決策となることが証明されています。世界の消費者の77%が、マーケットプレイスがオンラインショッピングにおいて最も便利な手法であると考えています。そのため、世界中のDIYや雑貨分野の大手小売事業者は、需要の取り込みと顧客満足度向上のために、マーケットプレイスを立ち上げています。
そして、それらの多くが、独自のマーケットプレイスの立ち上げと運営に成功しています:
- フランスのインテリアショップのMaisons du Mondeは、2020年末にマーケットプレイスを立ち上げて、すぐに成功を収めることができたため、拡大へと舵を切りました。2022年4月、同社はマーケットプレイスをスペインへ拡大 (opens in a new tab)することを発表し、その7カ月後にはイタリアでもマーケットプレイスを立ち上げました (opens in a new tab)。2022年の通期決算で、Maisons du MondeはマーケットプレイスのGMVが前年比の2倍になり、オンライン全体の25%を占めるようになったと発表しています。
- イギリスのホームセンターであるB&Qは、Miraklを採用したマーケットプレイスを立ち上げ、すぐに成功を収めました。12ヶ月で、同社のマーケットプレイスはeコマース全体の売上の24%を占めるようになり、B&Qが所属するKingfisherグループは、フランス、ポーランド、スペイン、ポルトガル市場への進出を計画中です。
- フランス最大のホームセンターであるLeroy Merlinは、マーケットプレイスを利用してオムニチャネルのポジショニングを強化し、フランスとブラジルの両市場をリードしています。同社は、顧客に究極のオムニチャネル体験を提供するため、店舗を超えた品揃えを取り揃えています。例えば、店舗の商品数は最大6万点ですが、フランスのマーケットプレイスには640以上の販売事業者による新商品と、70万点以上の商品を取り揃え、7500万ユーロもの追加売上を達成しています。
- その他のホームセンターも、有名なH&M Homeを含めて、よりサステナブルな運営 (opens in a new tab)を実現するために、マーケットプレイスを採用しています。H&Mは、Miraklの販売事業者向けオンボーディング機能を使って、自社のサステナビリティ目標を共に目指ざす販売事業者の特定と採用を行っています。
- アメリカのインテリアショップであるMathis Homeは、インテリアや雑貨の需要拡大を取り込むため、マーケットプレイスを立ち上げました (opens in a new tab)。同社は、マーケットプレイスを利用したテストマーケティングを行い、新しい商品ラインやカテゴリーへの進出し、収益と市場のシェアを拡大する計画です。
Mathis HomeのCMOであるRit Mathis氏は、「このマーケットプレイス立ち上げの最終的な目的は、お客様へのサービス提供方法を拡大することです。」と述べています。「Mathis Marketplaceは、サードパーティーの販売事業者とシームレスにコラボレーションする機会を与えてくれます。これによって、当社のロイヤルカスタマーに最適な商品を提供する販売事業者を特定することが可能になります。いずれは、最も成功している販売事業者の商品を店頭でも販売し、Mathis Homeの顧客全てが最も人気のある商品へアクセスできるようにする計画です。」
- 最近では、ベネルクス(ベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3カ国)を代表するホームセンターであるMaxeda DIY Groupが、傘下のブランドBrico、BricoPlanit、Praxisのウェブサイトとアプリで、グループ内初となるオンラインマーケットプレイスを開始 (opens in a new tab)しました。Brico.be、Praxis.nlおよび付随するアプリで既に販売されている9万点の商品に加え、開始時点で既に1万点以上のマーケットプレイス商品がオンラインで販売されています。今後Maxidaは、100万点以上の商品を顧客に提供することを計画中です。
「Miraklのサポートのおかげで、マーケットプレイスの製品は、顧客がすでに慣れ親しんでいる既存のウェブサイトやアプリにシームレスに統合されました。」Maxeda DIY Group社CEO、Guy Colleau氏
ブランドがホームセンターやインテリアショップのマーケットプレイスを通じて、オンライン販路を拡大
DIYブームの恩恵を受けているのは、マーケットプレイス運営者だけではありません。世界中のDIYや雑貨の販売業者が、販路拡大のためにマーケットプレイスに参加しています。
Bobbi Beckは、サステナブルな高級壁紙を製造するイギリスの企業です。雑貨分野でのオンライン消費の成長を認識した同社は、マーケットプレイス戦略に取り組み、マーケットプレイス運営者、販売事業者、パートナーをつなぐエコシステムであるMirakl Connectを利用して、3つのマーケットプレイスへ迅速に商品を投入しました。
Bobbi Beck社のCo-founder兼CEOであるJames Mellan-Matulewicz氏は、「Mirakl Connectにはとても感心しています。Mirakl Connectは私たちの市場開拓戦略を一変させました。購買チームへアプローチする従来の方法と比ベて、非常に簡単に小売事業者とつながることができるようになりました。」
御社独自のマーケットプレイスを立ち上げるのか、販売事業者として350を超えるMirakl採用のマーケットプレイスでの販売を開始するのか、もしくはその両方を行うのか。いずれにしても、まずは当社へご連絡 (opens in a new tab)ください。





